野菜本来のポテンシャルで育てる露地栽培。暑さ寒さを感じた野菜は環境に応じて素直な育ち方をします。比較的温暖な気候の平塚市ですが、厳寒期(1月・2月)はしっかりと寒くなるので、ほうれん草や長ねぎなどの寒締め野菜も甘みが増して美味しく育てることができます。つい先ほどまで畑にいた野菜を直接お客様のもとへお届けいたします。
今年は葉物野菜・果実野菜・根菜を約40品目栽培する予定です。四季を通して作物が成長できる期間が長いので、多種多様な季節の野菜を味わうことができるのも魅力のひとつです。圃場の面積は現在約8a(アール)、第1圃場~第4圃場までございます。1品目の収穫量を上げるために今後さらに圃場を拡大する予定です。
化学農薬・化成肥料不使用で栽培しています。病害虫対策は防虫ネットや不織布、天然の防虫スプレー(お酢・ニンニク・とうがらし)を使用。化学農薬や化成肥料を使わない最大の理由は『土壌微生物』です。土の中は宇宙と同じくらい未だに解明されていない謎が多い世界だと言われています。植物にとって有益な微生物から有害な微生物まで多種多様な生態系の中で有益な微生物が優位に働き、活性化することが目的です。その微生物と植物は共生関係にあると言われており、化学物質の力を借りずとも植物自身が微生物と協力し、自力で力強く生きていける環境づくりをしていきたいと考えています。
当たり前ですが野菜も生き物です。その土地で育った野菜はやがて花を咲かせたり実をならせ、子孫を残すための種となります。その種を同じ土で育て、代を重ねることにより、次第にその土地の環境に合うようになっていきます。環境に順応した野菜は病気や害虫を寄せ付けない健康な野菜となり、味ものっていきます。kainami はこの地で元気に育った唯一無二の野菜づくりを目指しています。※登録品種は栽培しておりません。