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露地栽培の良い点は、より自然に近い環境において空気の流れを感じ、野菜本来のポテンシャルで育てることで、季節に応じた野菜の味が楽しめるところにあると思います。しかし、極端に暑い・寒い環境では栽培が厳しいという欠点もあります。その暑さ・寒さを克服し、より美味しい季節の野菜が楽しめるよう、当農園独自の栽培方法で露地栽培の限界にチャレンジしています。
写真のアーチパイプを使用した栽培設備は特定の作物に限らず、栽培している全ての野菜で年間を通し使用していく予定です。注意すべきは強風により倒壊する可能性があるので、丈夫なパイプ資材を使いしっかりと補強しなければなりません。強風をクリアできればとても優秀な栽培設備となります。この設備のメリットは例えば、
作物を強風から守る
暑さ・寒さを軽減できる
雨の量を軽減できる
背が高くなる作物も育てられる
などが挙げられます。美しくて美味しい野菜づくりにきっと貢献してくれます。
化学農薬・化成肥料・動物性堆肥不使用で栽培しています。化学農薬や化成肥料を使わない最大の理由は『土壌微生物』。植物にとって有益な微生物から有害な微生物まで多種多様な生態系の中で有益な微生物が優位に働き、活性化させることが目的です。その微生物と植物は共生関係にあると言われており、化学物質の力を借りずとも植物自身が微生物と協力し、自力で力強く生きていける環境づくりをしていきたいと考えています。また、窒素成分の少ない米ぬかを使用することで、苦味やえぐみを軽減しその野菜本来の旨味を引き出す効果が期待されます。
当たり前ですが野菜も生き物です。その土地で育った野菜はやがて花を咲かせて実をならせ、子孫を残すための種となります。その種を同じ環境で育て、代を重ねることにより、次第にその土地に合うようになっていくことを期待し、自家採種を続けています。自家採種した種が発芽した時の『感動』・健やかに成長し無事収穫ができた時の『感動』・食べて頂いた方の美味しかったという言葉の『感動』が原動力となっています。同じ環境で代をつないだ種から育った野菜がお楽しみ頂けます。
当農園独自のランク分けとして、三代目・六代目・九代目・・・と代を重ねれば重ねるほど、土地の環境に馴染んだ健全で優秀な『種』及び『野菜』と高く評価しています。
※登録品種の販売は行っておりません。
四季を通して作物を育てることができる期間が長いので、多種多様な季節の野菜を味わうことができます。圃場の合計面積は現在約12a(アール)、第1圃場~第4圃場までございます。1年を通して多品目の野菜を栽培しており、全ての野菜、種を畑に直播きして育てています。定番の野菜も品種を厳選、お店であまり見かけない稀少な品種の野菜や果物。食材を楽しんで料理して頂ければ幸いです。